2018年06月14日

動物愛護法入門



動物の倫理について考えていると、倫理的な本だけでなく、やはり動物行動学、そして実際の法制度などについて知っておく必要がある。もちろん法律自体は、インターネットなどでもすぐに手に入るが、これをじっくり読むのは少々めんどくさい。法律独特の言い回しや、味も素っ気もない表現が読んでいてあまり楽しくないのだ。

もちろん楽しくなくても読まなければならないものはたくさんあるが、読みやすいに越したことはない。この本は、「動物の愛護及び管理に関する法律」、いわゆる動物愛護法を解説してくれている本である。

法律書というと、多くの人は敷居が高く感じるかもしれないが、とてもわかりやすく丁寧に書いてくれていて、しかも分量も比較的コンパクトにまとめてあり、それほどストレスは感じないと思う。

僕のように動物の倫理に関心がある人や、自分が動物関係の仕事に携わる人はぜひ手元におくべき本だと思うが、それ以外にも、自分が動物と暮らしている人、あるいはこれから暮らしたいと思う人、身近であるいはニュースなどで目にする絵動物虐待などの問題について関心がある人はぜひ一読されたい。

ときどきコラムが挿入されていて、獣医・動物愛護団体・全国ペット協会の関係者がそれぞれの立場から意見を書いていて、これもなかなか面白い。

この本は2012年の改正をうけて書かれているが、今後も、改正が行われるたびに、ぜひ加筆などして継続して出版していただければと思う。

海外の動物愛護法についての言及もあるが、動物の扱いについての海外の法律ははるかに日本よりも厳格なものが多いので、そういった資料集などがあると(この本とは別に)、よりありがたい。


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posted by sceptics at 22:47| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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